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1年間を振り返ってみた(2017年まで)

1年間を振り返ってみた(2017年まで)

昨年9月11日に「たいようの醸造場」をオープンしました。
1年と言えば、生まれたばかりの赤子がようやく立ち始めた頃でしょうか、、
昔すぎて忘れてしまいましたが、この頃は完全にイクメンでしたね。。。

そんな話はさておき、1年を振り返り、前向きな気持ちで2年目を迎えられたらということで、
振り返ってみることにしました。

〜初期(201809〜201812)〜

■フードペアリング

最初の一週間は友だち、知り合い限定で「クラフトビールとフードペアリング」ということで、
商店街の食材と4種のクラフトビールの組み合わせでフードペアリングを楽しんでいただきました。

そもそも、クラフトビールは好きだったんですが、
一度フードペアリングのセミナーを受けた際、
「何だこれは!?」と思うほど、ビールを入れた瞬間に味が変わるのに衝撃を受け、
商店街でと思ったのがきっかけですが、僕がずっと信じている

世の中のものは全て組み合わせでできている

という考えで、想像もしないような組み合わせが生まれたらと思ってやってみました。

誰もがいい!と思う組み合わせがあったり、賛否両論があったりと、
やっぱり人によって感じ方って違うんだなというのが1番感じたことです。

詳しいことはこちらの記事に記載していますが、

すごい人だと聞いて会ったけど、意外に私とは合わなかった。
この人は苦手だけど、あいつが一緒だとすごくうまくいく。
この人、周りからはダメだと言われているけど、私には合う。

たとえダメだと思っても、それは組み合わせを変えればうまくいく場合もある。
それは環境とも言えるかもしれませんね。
ある職場ではうまくいかなかったけど、こっちではすごく働ける。

だから諦めるのではなく、組み合わせを変えてみる。
それがやりたかったことでもあるのです。

最近やれてないけど、またやりたいな〜、やるかな〜、
でも定期的にやっていこうかなと思っています。

■正式オープン!

そこから1週間後の9月20日、正式にオープンしました。

最初から決めていたことで、居酒屋として経営するけれども、商店街の各お店と戦うのではなく、共存できる方法はないかということで、蕎麦の六兵衛さんは出前、それ以外も山王カフェさんはメニューを置かせていただき、
テイクアウトということで持ち込み自由な形で始めました。
(今では、六兵衛さんの出前はだいぶ定着してきた気がします、、)

最初は暖簾もなく、こんな感じでした。

さらに、同じアキナイ山王亭で活動する「石巻マルシェ」の各種缶詰、さらに、みま〜ものお母さんが作る美味しい「特性ラー油」を使った冷奴を定番メニューとして営業を開始しました。

この頃はまだ温かく、店舗内ではなく、通称ストリートスペースで乾杯をしていました。
商店街の路面ということもあり、たま〜にフラット入ってきてくれる人がいたのですが、
分け隔てなく、みんなで飲もうをコンセプトにこの場で飲んでいました。

知らない人同士でも打ち解けて仲良くなって行くさまはすごくいいなと思い、
これは大きなコンセプトになるなと思い、今でも続けていることです。

そして、9月28日、殺風景とまでは言わなくても、
なんか形を変えたいということで、これまで色んなところでお世話になっている
高蔵染、大下倉さんにお願いし、壁一面を取り巻く、モバイルカーテンを作っていただきました。

前にどこかで話したかもですが、前にここでも携わってくれているメンバーとともに、
KAMATA BASEにて、ほぼ一面の高蔵染アートを作ったのですが、
色々な事情で太陽が消えることになってしまい、もう太陽が消えるのは嫌だ、
消えない太陽を作ろうということで、このような形になりました。

なので、「たいようの醸造場」の太陽はこの想いから来ているんですね。

そして、この日は大下倉さんの除幕式に加えて、のれんに、絵+しぶきを入れていただきました。

ここで忘れられないエピソードを1つ。
こののれん、最初はロゴが真ん中にあったんです。
でも大下倉さんに書いてもらうなら、この位置は良くないんじゃない?
という話が前日の夜に上がり、スタッフの一人であるマリリンさんが
「じゃあ私が、直してくる」とみんなでご飯を食べた後(深夜12時過ぎ!)から夜な夜な徹夜で治してくれました。

このように真ん中にあったんですね〜

僕だけの意見じゃなく、関わってくれている人の意見で変わって行く、
一緒に作って行くということが何より嬉しいものだなと感じたものでした。

で、この日は僕のパソコンもしぶいていただき、
今も大事にこの遅筆な執筆に花を添えてくれています。

■そこからの通常営業

そこからは通常モードでスタート、
持ち込み可能、禁煙なので、お子さんを連れた親御さんも多くきてくれるようになりました。
もともと、コレカラカイギでいろんな家族や子どもたちが混じってご飯を食べる楽しさも知っていたので、それが広がるといいなということで、10月には子連れデーということで、
2階を利用し、子供の遊び部屋と見守りスタッフを用意し、お母さんたまにはゆっくりと飲んでということで、開催しました。

これ、すごく良かったのですが、2回目開催時にちゃんと告知ができてなくて、
満足なサービスを提供できなく、そこで止まってしまいました。すごく反省しております。。。

これもまた復活させたいなと考えています。

こんなことも書いていました。

11月、初めて夜の演奏会を実施しました。
その前、夏のWSにも来てくれた、「MASH弦楽団」さんにお越しいただき、盛り上げてくれました。
メンバーのキャラの良さもあり、お客さんにもすっかり打ち解けていましたし、商店街の路面店のこの場所だからこそ、街ゆく人がとまってくれたり、人によっては入って来てくれたり、
そんな出会いの演出が出来るのでは?と感じたものでした。

■高蔵染ファンクラブの開催

12月、高蔵染のファンクラブを開催しました。
大下倉さんの数多いるファンの中から、この大森を選んでいただき、
この場所でできたことはすごく嬉しかったことですね。

なぜ、これが生まれたのか、当日の流れや想いなどはこちらから。

今自分で振り返ってみると、最近、いろいろなところでコラボをさせていただいている、
BimBomBam楽団もそうですが、全てが変わらないとしても
アーティストとファンの関係って、変わっていくんだと思います。

これはさとなおラボでも学んだことですが、
「ファンベース」という考え方、
ファンと共感し、信頼しあい、愛着が生まれていく。

そこでできた関係性は、より深いものになっていく。
そういう場所でありたいと思っています。

またこの日作ったコースターは今も使い続けています、
今年の年末にも是非やりたいですね〜
そしてマリリンさん御用達のエプロンもこの日出来上がったものです。

忘年会では女装もしましたね。
まりりんさんに着付けをしていただき、さやまさんにメイクをしてもらいました。
変わって見たい願望があるわけではないのですが、なんか一度やってみたく、やってみると面白いのですが、なんか違う人が乗り移ったかのように、いつもと喋る言葉や振る舞いも変わったりするんですよね。

年内の最終日には子どもたちのワークショップからの再びということで、
再び、MASH現楽団の皆様に来ていただきました。
もう慣れている子たちもいて、ジプシージャズの面白さに浸ることができました。

こんな感じで2017年は幕を閉じました、
プライベートで色々あったけど、この夜の場を作ったからこその出会いがたくさんあり、
2018年の色々な変化もここがあったからだと感じています。

そんな感じで2017年、振り返りの終了です〜

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