NEWS

僕に(が感じる)必要なものって??〜圧巻!ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンド体感日記〜

僕に(が感じる)必要なものって??〜圧巻!ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンド体感日記〜

昨日、初めてジェントル・フォレスト・ジャズ・バンドを実際に見て来ました!「たいようの醸造場」でスケルトーンを一緒にさせていただいている別所さんの所属バンドということで、どうしても見たいということで、東大和まで遠征して来ました。

これまでPVや東京03のライブビデオしか実際見たことなかったのですが、もうこれ絶対生で見るべきだと思いました。そして3連休の初日としては最高の内容でしたね。

なぜなら

もう、まず圧巻にカッコいい!各ホーンセクション、それぞれの音の厚さ、幅の広さ、リズム隊にシスターズのボーカル、そしてジェントル久保田さんの指揮は、とにかく凄かったです。途中笑いもあり、あっという間の2時間でした。

何が凄いかって、ひょっとしたら無知かもしれないのですが、普通指揮者ってお客さんの方を向かずに演奏者の方を向きますよね?

でも、久保田さん、司会でありつつ演奏者であり、アジテーターであり、前を向き、1つ1つ丁寧に説明し、お客さんを巻き込んで行く、これから起こることを全てではないけど、軽〜く誘導して行く。

その誘導に沿って、少しづつ舞台上と融和して行くお客さんというのが何より参加しやすく、お客さん側も一体として舞台を作ってく感じがしました。その一体感を演出するバンドメンバーのいろんな意味での力量・技量がそれを助長します。

■舞台と客席の関係性に関して

最近思うことがあって、twitterに書いたことがあったのですが、演奏者とお客さんってどうしても距離がある、それは舞台だったり、プロという存在だったり、そんな環境が生み出しているものもあると思うんですけど、その境界線を薄くする存在って、必要だと思っていました。

特に、僕みたいなイベントを主宰する立場として、今「たいようの醸造場」に来ていただく人は誰でも知っているというより、僕がただカッコいいと思い大好きな人たちです。(高蔵染の大下倉さんはもちろん、NPWの古本さん、BimBomBam楽団、そしてもちろんスケルトーンの別所さんも)

でも、それが普段来る人たちに届くか、いいなと思ってもらえるか、もちろん趣味趣向はあると思うけど、それでも何かきっかけにしてもらえたら嬉しいなと思っている僕にとって、この「New指揮者」の存在が今後もっと必要になってくるのではないかと感じました。

そしてそれはイベントをプロデュースする僕の仕事であり、前にTEDでこういう動画が話題になりましたが、これを分解すると具体的にあなたは何をしたらいいですよ、あなたならこれはできますよと伝えてあげることなんではないかと思いました。

で、これの面白いところって、その指揮者次第でお客さんが盛り上がると、相乗効果が起きて、さらにその演奏が良くなるってことがあると思うんです。

それこそが創発であり、教えられる、教えるとかの二項対立ではない、関係性になる。
だから指揮者はその場の演奏をまとめ上げるだけではなく、演奏者とお客さんの間に入る人だし、そんな存在の人が今後さらに必要になって行くのではないかと感じました。

提供者ってきっと傲慢でこうしたいっていう気持ちがあるのはすごくわかるけど、結局それは受けてありきの問題であって、そこに介在する編集者として指揮者が機能する。

そんな未来のバンドとして、ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンドを感じることができました。

今回、メンバーの何人かは大森に来て下さってくれたこともあったりして、少しだけ身近に感じさせていただいた部分はあるかと思いますが、そんなことは差し置いても全てに置いて最高の時間でした。

それとホームページにあるように老若男女のお客さんがいて演奏を楽しんでいたり、それぞれのメンバーがバンドを楽しんでいたりすることが何よりだったので、次回は大森の普段スケルトーンに来てくれている子たちを連れて行きたいな〜。。。

またこれが届くかわからないけど、TBのOTGさん!昔少しの間だけ同じバンドでご一緒させていただきましたが(多分覚えてないだろうけど・・・)、当時からめちゃくちゃカッコよかったけど、相変わらずでさすがでした!

 

 

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)