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1年間を振り返って見た3!(現在まで)

1年間を振り返って見た3!(現在まで)

今日も今日とて振り返りです。
振り返り第1弾は「こちら」、第2弾は「こちら」です。

■コラボビール製造

6月は8月に向けて、BimBomBam楽団とコラボしてビールを作りました。「空カケル風カヲル」という題名と曲のイメージから、僕は大好きな瀬戸内を浮かべました。柑橘系の少し甘酸っぱさをビールにできないかということで、ヴァイツェンをベースにレモンを入れるという形にしました。大山さんからは「とにかく女性受け!」ということで飲みやすいビールになって欲しいなと思っていました。やはりこの時もどんなものになるか。緊張したな。。

イベントとしては、引き続きのスケルトーンや梅ちゃんが大好きなとんちさんに来て頂いたり、ゆる〜りとオープンしていました。
この日のスケルトーンは別所さんの先輩でプロで活躍されている佐藤さんということもあり、二人が貪欲に新しいことを学び合っている姿がとても印象的でした。プロだからこその吸収力なのかも知れませんね。

そして梅ちゃんにも色々なところで助けていただき、ライブもしてくれ、この場所に欠かせないメンバーになってます。いつも本当にありがとう!

そして、第二弾ビール「Mr.Cherry」というのをリリースしました。5月くらいからアキナイ山王亭を「想いやりカフェ」という形で利用してくださっている、コーヒーの変態、エモ珈琲の鳥川さんにアドバイスいただき、コーヒーチェリーの果肉をいただき、もうチェリーという響きだけで、作りました。コーヒーの酸味が程よく出て、チェリーボーイのような甘酸っぱさを演出できたのかなと思っています。一旦封印していますが、またどこかで復活させたいなと思っています。

7月は、急遽僕の思考にも多大な影響を与えてくれているNPW古本さんに来ていただいたり、最近は専属カメラマンとして素敵な写真をたくさん撮って頂いている宮原さんと写真の企画をしたりとしました。

古本さんとはやっぱり不思議な縁で、必要な時に必ず会えるイメージです。この日はビールが繋ぐ関係性の話をしていた気がします。元々僕は古本さんが話していた「楽しいビール」にすごく共感しています。かつて福沢諭吉はビールのことを「胸を開く(胸の内を明かす)」と残しているくらい、心を許し、談義し、創発しあうってすごく楽しい時間ですよね、きっと。

さらに、宮原さん。昨年大学の社会人履修生として学生を演じていたのですが、その時出会ったのが宮原さん。こうして大学が終わっても、継続して関係を続けられていることが何より嬉しいですね。

■BimBomBam楽団とのコラボビール「空カケル風カヲル」デビュー!

そして8月、待ちに待った「空カケル風カヲル」とのコラボイベントを開催しました。

初日はメンバー皆さんに加えてルリさんまで来ていただき、ビールの発表に加えて、本当に素敵な演奏まで楽しませていただきました。メンバーの皆さんも参加したお客さんもみな、喜んでくれていて、何より嬉しかったです。本当にこういう笑顔っていいですね。

そしてKAMATA BASEをオープンした時以来の企画、高蔵染生しぶきを久しぶりに大下倉さんにやっていただきました。
あれから2年、大下倉さんとこれだけ近づくことが出来、多くの人と笑顔に出会い、本当に感謝でいっぱいです!

まあこの日は何より盛り上がりましたね、とにかく楽しませていただきました!きっとこの場所はステージがないし、あまり広くないので、観客と演者の距離がほとんどなく、それがまたこの一体感を演出しているのだと思います。ステージがあってもいいけど、ステージがない場所があってもいいのでは?とよく思います。

2日目は、スケルトーンとのコラボ企画、「プロがどうやって曲を作るのかをスケルトーン!」というこちらの思いつき企画を別所さんもBimBomBam楽団もOKしてくれ、実施することができました。一応5時間くらい時間を用意していたんですが、2時間で出来てました。

こういうその場の思いつきで、即興で曲を作って行くってすごいな、そしてそんな能力、すなわち、その場にいる人たちで何か1つのものを作り上げる、そのためには共通となる言語が必要で、その言語を持っていれば持っているだけ、今後の不確かな未来の中で役立つのではと感じましたし、そのような力をつけられる場でありたいという、当初の気持ちはやはり変わりません。

その後、木金はビール販売と演奏、そして土曜日にはすみだジャズまで応援に行き、販売してきました!

金曜日は大山さん自らフードを作ってくださいました!
土曜日はすみジャズでの販売

若干残りましたが、5日間で約130Lの販売が出来ました。
何より、まだ1度しかビールを作ってない男の提案を受けてくださった、楽団長大山さんの心意気に感謝をし、そこに付き添ってくださった、奥田さん、手島さん、ヤマトさんにも大変感謝をしております。本当にありがとうございました!

大森のメンバーもこの期間を通じて、さらにこのBimBomBam楽団が好きになったと思います。今後いろいろな形で応援させていただけたらと思いますし、12月には第二弾ビールもリリースしますよ!12月9日がパーティー予定なので、皆さん開けておいてくださいね!

■大井どんたく出店

そこから8月末、大井どんたくに初出店して来ました。
どんたく以前に醸造場に来てくれた高校の先輩、依田さんと幸子さんが、美味しいと言ってくれ、翌日には「山王ビールを盛り上げる会」というのを作ってくれて、二人の所属する仁済が大井町にある関係で、出店まで尽力してくださり、トントン拍子で出店が決まりました。

そこからが小山台パワー(巷では宗教法人というあだ名もあるみたい。。)で、イベント用のビールとサーバーをまた別の先輩、吉村さんが手配してくれ、それがきっかけで印刷の先輩、北島さんを紹介してもらったりいろんな出会いがありました。

そして当日、たくさんの先輩がきてくれ、かついつも醸造場で手伝ってくれるメンバーも手伝ってくれて、ごっちゃ混ぜを楽しみながら、たくさんのビールを売ることができました。

これまでは場しかなかったけど、もう1つ自分で作ったビールというものができたっていうのは、
これまでの人生で少しだけ進歩なのかなと思っています。そしてずっとずっと欲しかったものがようやく手に入ったと思うし、それはまだまだほんのスタートでしかないので、これからもじっくり気持ちを確かに、日々進化していけるようにしたいです。そして美味しいビールは大事だけど、楽しいビール、関わった人たちが楽しく、楽になるようなビール。そこは変えません。

■改めて振り返り

一年を振り返ってみて、それはビールの展開と似ているのですが、
自分の中での大きな戒めないといけないことがあります。それは雑にならないことです。

1度やったものをもう一度やってバージョンアップして行く、
何かを1度やるとすぐ違うことやりたくなっちゃうけど、

即興→即興ではなく
定着→即興

という形で、ちゃんと定着させることに重きをおいて行きたいということと、

ずっと言っている「開く」ということ。
たいようの醸造場のテーマはずっと変わらず「出会いの総量を確保する」です。

だけど、同じ感じでやってると、考え方や人が固定化して行くので、
もっと僕自身がいろいろな人やものと出会う機会を作っていかないとなと思う次第で、

それはすなわち、自分自身の課題なのかもしれないですね。

ところで、即興というと、「え〜私には無理!」とかそんな人も多々いますよね。
でも何かを表現するということもそうですが、「受け入れる」ということが実は大事で、それこそが「即興」なんじゃないかと思うほどなわけです。それは言ってしまえば、「傾聴」。

もっともっと聞いて、知って、それをだれかに伝えてと1つ1つ丁寧にやって行きたいと思っています。

これまで何かしら、どんな形でも関わってくれた皆様、本当にありがとうございました!
そんな皆様に一人一人にお礼の気持ちで書きました。
1年、なんとか事故なくやってこれましたが、さらなる楽しい時間を作って行きたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

1年間の慰労会にて。

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